ロックアップ方式

ロックアップトルクコンバータ方式


トルクコンバーターとはエンジンの出力を変速機に伝える際にATFを利用した流体継手を利用したポンプインペラ、タービンランナ、ステータ、ワンウェイクラッチから構成される動力変換伝達機構です。


オートマチックトランスミッションのトルクコンバーターはスリップ率が高い領域ではトルク増大をし、スリップ率が少ない安定走行域ではトルク増大作用が無くなり伝達効率が悪化します。


そこでスリップ率が少なくトルク増大作用が見込めない領域では入力側と出力側を固定する制御を行うことで伝達効率のロスを少なくしています。このような機構の付いたトルクコンバーターをロックアップ機構つきトルクコンバーターといいます。


従来のA/T(オートマチックトランスミッション。以下A/T)はオーバードライブ(TOPギア)の一定速度異常でしかロックアップが働かないようになっていましたが現在ではトヨタのフレックスロックアップ機構をはじめとしたハーフロックアップ制御など微妙なロックアップ制御も可能になっています。


コレによってトルクコンバーターの伝達効率は向上し、燃費向上にも大きく貢献する機構になっています。電子制御ATだけでなくCVTのトルクコンバーターも低回転域からのロックアップ制御で更にロスを少なくしています。